2009年6月1日月曜日

<抜け毛>原因にかかわる遺伝子発見 国立遺伝学研と慶応大

 この遺伝子がつくるたリネ2 RMTんぱく質「Sox21」は、神経細胞の発生や増殖に関係していることが知られている。
 遺伝研の相賀(さが)裕美子教授(発生遺伝学)と慶応大医学部の岡野栄之教授(生理学)らは、生まれつきSox21遺伝子を持たないマウスを作った。このマウスは生後まもなく体毛が生えそろうが、生後15日ごROSE|ローズオンライン rmtろ頭部から脱毛が始まり、1週間で全身の毛が抜けた。その後は、25日周期で脱毛と発毛を繰り返した。
 マウスの毛は25日周期で生え変わる。脱毛マウスも周期や発毛機能は正常だが、抜けるスピードが異常に速かった。体毛を詳しく調べたところ、毛の表面を覆い、うKnightonline(ナイトオンライン) rmtろこのような形で毛根とつながっているキューティクルがほとんどなかった。

 研究チームは、Sox21がキューティクルの材料のケラチンの生成にかかわっており、脱毛マウスはそれを持たないため抜け毛が早まると結論づけた。

 研究チームは人の毛髪のキューティクルにもSox21遺伝子が発現していることを確認。相賀教授は「薄毛の人はSox21遺伝子やSox21の働きに問題があると推測できる。詳しい仕組みが分かれば、治療薬開発の糸口になるかもしれない」と話す。(毎日新聞)

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